谷村美月“東映城のお姫様”に変身(日刊スポーツ◆2007/10/13)

■「茶々/天涯の貴妃」(12月22日公開、東映

天才少女、谷村美月(17)が“東映城のお姫様”になる−東映の正月時代劇「茶々/天涯の貴妃(おんな)」(12月22日公開)の「千姫」役に大阪在住の高校2年生・谷村が抜てきされることが12日、分かった。塩田明彦監督の「カナリア」(04年)で天才少女の名をほしいままにした谷村は、その後もインディーズ系中心に活躍してきたが、初の時代劇大作出演で一気にメジャーに躍り出そうだ。10月下旬から東映京都撮影所入りする予定。

「茶々−」は井上靖の「淀どの日記」をベテラン脚本家・高田宏治氏が脚色。橋本一監督がメガホンを取る大作。戦国時代、織田信長の妹、お市の長女で豊臣秀吉の側室として波らん万丈の一生を生きた女性の物語。主演は元宝塚歌劇団宙組のトップスター和央ようか(39)。ほかに寺島しのぶ、昨年「大奥」で主演した仲間由紀恵も出演予定。

千姫は茶々の姪で、豊臣秀頼と結婚、大坂城に入るが、大坂夏の陣で落城する城から脱出するという劇的なヒロインとして知られる。

初の時代劇に谷村は「歴史は得意じゃないので不安だったけど、台本読んだらすごく面白かった。衣装着るのは大変ですが、楽しみです」と話している。

初の時代劇大作に挑戦する谷村美月さん、公開が楽しみですね。