「ひとりぼっちの君へ」(MBS:2007/02/16(金)24:25〜25:25 OA)
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■あらすじ
「さくら」はビルの屋上から飛び降りようとしていた。
彼女はポケットから携帯電話を取り出し、
カバンも何もかも
勢いよく空に投げ捨てた。両親がいなかったからとか、恋人を親友に取られたからでもない。
ただ、生きていくのが面倒くさくなったから。ただ、それだけ。
さくらがフェンスに手をかけたとき、
投げ捨てたはずの携帯電話が自分の後ろで鳴り響いた。
「なんで?」
電話は交番からだった。
至急来てほしいという。
行ってみるとそこにいたのは、何年も会っていなかった祖母・幸乃。昔からさくらは幸乃が大嫌いだった。
さくらがまだ小さかった頃、亡き母・絢といつも比較され、
時にはきつく責められたりしていたから。もう会わないって思っていた幸乃に、困惑するさくら。
すると幸乃から意外なコトバが。「ありがとう、絢」
「・・・・アヤ?」
幸乃は認知症だった。