携帯販売ランキング(2006年12月11日〜12月17日):冬商戦佳境でかなり鮮明に(ITmediaモバイル◆2006/12/22)

デザイン、高機能、ワンセグ、スリム……冬商戦が激化する中、2006年秋冬モデルの人気傾向もはっきりしてきたようだ。今回新たに登場した「M702iS」、「W47T」は何位に入っただろうか。


SH903i」と「SH902iS」が強い。今回もその2強体制が続き、他機種を寄せ付けない。SH903iの初登場連続首位記録は“8”に伸びた。

それに続くのは我が道を行く富士通製の簡単端末「FOMAらくらくホンIII」のほか、パナソニック モバイル製「P902iS」、富士通製「F902iS」、NEC製「N902iS」などの旧機種が人気を得ている。

一方、首位のSH903i以外の903iシリーズはNEC製「N903i」が6位、ソニー・エリクソン・モバイル製の「SO903i」が7位にかろうじてランクインするのみで、販売を一時休止している“D”以外の2機種もTOP10圏外となってしまっている。

ただし、さほど大きな変化がない状況になっているドコモの販売ランキングにおいて、今回初登場となったモトローラ製の薄型端末「M702iS」に注目したい。

12月14日に発売されたM702iSは、先週末3日間のみの集計に関わらず初登場で10位に入り、TOP10圏内には入りにくい傾向が見られる70xシリーズにおいてかなり健闘したといえる。本日22日にはW-CDMAGSMのトライバンド、GPRSの各ネットワークに対応する国際ローミング対応機「M702iG」も発売。ベッカムさんを広告キャラクターに起用したり、パリス・ヒルトンさんも出席する同社端末の発売記念イベントを行うなど、モトローラ、ドコモともに、なかなかの気合いが感じられる。次回は何位くらいに入ってくるだろうか。


SH903i」の人気に嫉妬。