SCE、PSPの最新ファームウェアを公開(ケータイWatch:2006/09/07)−「4GB超」のメモステDuoを利用可能に

SCEは7日、携帯ゲーム機「PSP」の最新ファームウェア、バージョン2.81を公開した。

最新バージョンでは、セキュリティ上の脆弱性を修正。また、4GBを超える容量のメモリースティック PRO DuoをPSPで利用する際の不具合が修正された。

従来バージョンでは、4GBを超えるメモリースティック PRO Duo利用時に、ソフトウェアの問題により新規ファイル作成ができなかったという。なお、現在発売されているメモリースティック PRO Duoの最大容量は4GBだが、4GB以下では不具合は生じない。同社では、「今後発売されるより大容量のメモリースティック PRO Duoに対応するためのアップデート」と説明している。

今回公開された最新ファームウェアで以下の問題が修正される。

  • PSPで4GBを超える領域での上書きと新規ファイル作成ができず、既存ファイルが破損される
  • SonicStage著作権保護されたATRACファイルをメモリースティック PRO Duoに保存後、PSPに挿入すると著作権管理データが破損され、以降再生ができなくなる
  • PSP/メモリースティックフォーマッターによってフォーマットされた「メモリースティック PRO Duo」が、PSPをUSBケーブルでPCに接続した際にフォーマットされていないメディアとして認識される
  • PSPで4GBを超える領域のファイルの読み出しができない

最新ファームウェア、バージョン2.81で、セキュリティ上の脆弱性を修正。及び、4GBを超える容量のメモリースティック PRO DuoをPSPで利用する際の不具合が修正されるみたい。
対象端末をお持ちの方で、上記の件が気になる方はアップデートすると「吉」と出てます。